2026年10月22日から、Netflixで『俺のこと、なんか言ってた?』の配信が始まりました。脚本は宮藤官九郎さん、主演は役所広司さんです。
私はたまたま、第1話をNetflixで見ました。
先に結論です。
- 重たい題材をポップに仕上げて、面白くしているところが、宮藤官九郎さんらしいと感じました。
- 第4幕まで見て、成り上がりのストーリーが面白いです。
- 全8話を1日で一気に見ました。今の状況にモヤモヤしている人に刺さる作品です。
- 全8話で、1話は43〜57分ほどです。第1話「第1幕『誰も知らない大物俳優』」は54分でした。
『俺のこと、なんか言ってた?』の基本情報
| 配信 | Netflix(世界独占配信) |
| 配信開始 | 2026年10月22日(木) |
| 話数 | 全8話(1話43〜57分ほど) |
| 脚本 | 宮藤官九郎 |
| 企画・プロデュース | 磯山晶 |
| 監督 | 金子文紀、坂上卓哉、渡部篤史 |
| 音楽 | 河野伸 |
あらすじ(ネタバレなし)
ロンドンの舞台で成功した大物俳優・高瀬川玄は、パンデミック明けに、2年ぶりに日本へ帰ってきます。ところが、世間にも家族にも忘れられていました。
プライドを砕かれた高瀬川は、住み込みで働くサウナを拠点に、ゼロから再起を目指します(Netflixの公式発表より)。
キャスト・登場人物
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| 高瀬川玄 | 役所広司 |
| 壬生大也 | 濵田雅功 |
| 妻・マチ子 | 江口のりこ |
| 岡本哲 | 賀来賢人 |
| 川島一機 | 松山ケンイチ |
| 野々村ヨウコ | 吉田羊 |
| 野々村エマ | 河合優実 |
| 村井タケル | 磯村勇斗 |
| チヂミ | 坂井真紀 |
| チョウ氏 | 横山剣 |
ほかに、上川周作さん、ロバートの山本博さん、中井千聖さんも出演しています。
濵田雅功さんは、高瀬川のライバルの売れっ子俳優の役です。この作品が16年ぶりのドラマ出演だそうです(リアルサウンドの記事より)。
第1話を見た感想(ネタバレなし)
第1話をひと言で言うと、新感覚なドラマでした。
役所広司さんが演じる高瀬川を見て、売れない大御所はこんな感じなんだろうなと思いました。
パンデミックなど、重たい題材も出てきます。それをポップな感じに仕上げて、面白くしているところが好きです。そこが宮藤官九郎さんっぽいなと感じました。
宮藤官九郎さんの作品は、笑いもあって、泣ける部分もあります。この作品にも、そういうところがあったらいいなと思いながら見ています。
印象に残ったのは、ダウンタウンの浜ちゃんこと、濵田雅功さんです。
宮藤官九郎さんの作品では、『不適切にもほどがある!』を見ました。『あまちゃん』は少しだけ見ました。確か、東日本大震災の場面もあったと思います。
第2話では、忘れられた状態から、高瀬川がどうなっていくのか気になります。
第4幕まで見た感想(ネタバレなし)
第4幕まで、Netflixで見ました。
大御所が「普通」を演じられない
第2幕では、高瀬川が「普通」の人を演じられません。大御所になると、逆に小回りの必要な役ができなくなるんだろうなと思いました。
これは役者だけの話ではないと思います。普通の社会でも、能力がないのに、変に権力を持っている人はそうだなと、なんとなく思いました。
岡本は人間味がある
賀来賢人さんが演じる岡本は、味があって面白みがあり、人間味があるなと感じました。
見てきたことが生きる
第3幕で、高瀬川が撮影現場を仕切る場面があります。自分でやっていなくても、ずっと見てきたことが生きることもあるのかなと思いました。もしくは、素質があるのかもしれません。
高瀬川が改心していく感じもあって、面白かったです。
生まれ変わった高瀬川
第4幕の高瀬川は、生まれ変わったなと感じました。まわりから頼られている感じが、見ていて嬉しかったです。
エマちゃんが可愛い
河合優実さんが演じる娘のエマちゃんが可愛いです。娘が可愛くて、心配なんだなと思いました。高瀬川にも親心はありますよね。
浜ちゃんの役に、芸能界の厳しさを感じた
濵田雅功さんが演じる壬生を見て、盛者必衰の理だなと思いました。今売れていても、いつ落ちるかは常に考えているんだろうなと思います。生き馬の目を抜く世界は厳しいなと感じました。
笑いも泣き笑いもある
第1話で「笑いもあって泣ける部分もあったらいいな」と書きましたが、ところどころで笑えて、泣き笑いできるところもありました。
第5幕が楽しみ
成り上がりのストーリーは、やはり面白いです。この流れが続いてほしいです。第5幕からは父親のことも描かれそうなので、展開が楽しみです。
全8話を見た感想(ネタバレなし)
全8話を、1日で一気に見ました。めっちゃ面白かったです。
重たい題材なのに、ポップに見られる
スキャンダルなど、重たい題材が出てきます。それでも、考えさせられながら、ポップに楽しめました。
細かな伏線の回収も心地よかったです。特に最終話の第8幕で、「あそこがつながったのか」と気持ちよくなりました。
ドラマでも、舞台風にも楽しめる
各話が「第○幕」になっていて、ドラマとしても、舞台のようにも楽しめる作品でした。同じ場面でも、ドラマの表現と舞台の表現では見え方が違います。舞台でも見てみたいと感じました。
心に響いた、人をかばう言葉
第5幕では、高瀬川がお世話になった人のために、京都の閉鎖的なところを指摘して、かばう場面があります。その言葉が心に響き、共感しました。
謙虚になっていく高瀬川
高瀬川は、「普通」の演技が身につくまで練習に励みます。仕事が増えても備えを怠らず、付き人として下積みから始める謙虚さもあります。第1話の「売れない大御所」から、大きく変わっていく姿が見どころです。
いちばん心に残った第7幕
第7幕のある場面で、私は途中まで泣いていました。ところが、ある瞬間から気持ちがすっと冷めていきました。その感覚をドラマで体験できたことに驚きましたし、いちばん心に残っています。
正しいことを言っても、伝え方を考えないと、良いことが良いように受け取られません。正しいことを広めるには、ちゃんと策を練らないと、ただの「老害」で終わってしまう。自分のことのように感じました。
「ブロウ・ウィンド!」
劇中に出てくる『リア王』の言葉「ブロウ・ウィンド(風よ吹け)」が好きです。どんなに困難でも、自分で風を吹かせる努力を続ければ、自分のところに風が吹いてくれるんだろうなと思いました。
困難にぶち当たったら「ブロウ・ウィンド!」と叫んで自分を鼓舞し、チャンスの神様の前髪を引きちぎる勢いでつかみに行きたいです。
エマちゃんは最後まで可愛い
エマちゃんは、最後まで可愛かったです。可愛すぎます。浜ちゃんが演じる壬生が、困っている人に手を差し伸べる姿も嬉しかったです。
こんな人におすすめ
今の状況にモヤモヤしている人に、刺さる作品だと思います。
『俺のこと、なんか言ってた?』を見る方法
Netflixの独占配信です。Netflixの作品ページには、全8話が並んでいます。
| プラン | 月額(税込) |
|---|---|
| 広告つきスタンダード | 890円 |
| スタンダード | 1,590円 |
| プレミアム | 2,290円 |
※2026年10月25日に、Netflixのプランの画面で確認した料金です。料金は変わることがあるので、登録の前にNetflixの公式サイトで確認してください。
まとめ
- 脚本は宮藤官九郎さん、主演は役所広司さん。Netflixで全8話
同じ時期に放送中のドラマの記事も書いています。
※情報は2026年10月25日時点のものです。

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